東京・鈴木氏、55万票で落選=山梨・当選者の4倍

 参院選の選挙区当選者のうち、最も得票が少なかったのは山梨選挙区(改選数1)の森屋宏氏(自民)の14万2529票だった。一方、東京選挙区の鈴木寛氏(民主)は、森屋氏の3.88倍に当たる55万2714票を獲得したにもかかわらず落選した。

 選挙区定数を「4増4減」する法改正を行ったため、前回の5.07倍からは縮小したものの、依然として選挙区によって1票の重みが異なる状況が続いている。

違憲状態を軽視した選挙、今回の参院選も各地で無効と判断されるだろう。