B787、運航再開でもリスクに直面

[シアトル 30日 ロイター] バッテリーの発火事故で1月から運航停止となっていた米航空機大手ボーイング<BA.N>の最新鋭旅客機787(ドリームライナー)の商業運航が再び始まったが、同社はなお、787絡みでさまざまなリスクに直面している。

そもそも、バッテリーは貨物搭載する場合でも航空法など関連法令において制限され危険物(品)として取り扱われている。
リチウムイオンバッテリーは、ノートパソコンや携帯電話などモバイル端末に使用されている薄型で小型の製品でも発熱や発火事故が何度も報告されている。
大型の製品が安全かといえば、小型の製品よりも危険度は高くなると危惧されている。
航空機については、燃費など運行コストよりも安全性を優先的に設計すべきところだ。

ボーイング787まるごと解説 (サイエンス・アイ新書)

ボーイング787まるごと解説 (サイエンス・アイ新書)