"とくダネ!"中2自殺の放送を謝罪

大津市で公立中2年の男子生徒が自殺した問題で、6日放送のフジテレビ系情報番組「とくダネ!」が関連資料を番組で使ったところ、関係者の名前の一部が判読できる状態のままだったとして、同番組は9日、謝罪した。 放送では、男子生徒の遺族が市や加害生徒に損害賠償を求めた訴訟の準備書面を資料として、放送した。 番組では名前などの人権に関わる部分は黒く塗りつぶして放送したと説明。しかし「大型のテレビで静止画を見ると、実名の一部が透けて見えることが分かりました」と述べ、謝罪した。

謝罪だけで済まされない問題である。

デジタル時代の放送を考える―制度・倫理・報道

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