不登校児学びやすく、単位制導入

文部科学省は実践的な職業教育を行う専修学校について、2011年度から単位制学科の導入を認める方針を決めた。現行の学年制では生徒は1日学校にいる必要があるが、大学のように自分に合った時間や取りたい単位の授業を選べるようにすることも認める。社会人や不登校経験者らが自分のペースで学び直せるようにするのが狙い。 課程ごとに年間800時間以上の授業時数確保を義務付けた現行の学校設置基準に、例外を設ける省令改正を4月1日付で行う。