ドコモの回線で「iPad」を使用 NTTがひっそり始める“裏技”

5月28日、米アップルが市場投入した多機能ネットワーク端末「iPad」が、日本では「iPhone」で実績を出したソフトバンク(SB)から、(1)WiFi接続(公衆無線LAN)のみと、(2)WiFi接続+3G接続(第3世代携帯電話)の2種類で発売された。 それに先立つ18日、iPhoneに続いてiPadでも発売の機会を逃したNTTドコモは、夏商戦向けの商品発表会のタイミングに合わせて、ひっそりと「定額データプラン」の新規申し込み料金割引キャンペーンを開始した。既存の契約者と新規の契約者に大幅割引を提供するというものだが、同時に“秘密兵器”になる新商品の取り扱いを明かしていた。 この秘密兵器は、NTT東日本の子会社で、無線ネットワーク全般を扱う技術系企画会社のNTTブロードバンドプラットフォーム(NTT?BP)と機器メーカーのバッファローが開発した「小型中継機」(PWR)である。